2012年5月4日金曜日

「鼠径部痛症候群」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる


「鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)

症状

ランニングや起き上がり、キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺に痛みが生じます。

原因と病態

他の競技と比べサッカー選手に多く見られ、一度なると治りにくいのが特徴です。


口くしゃみ潰瘍におけるアレルギー猫

体幹から股関節周辺の筋や関節の柔軟性(可動性)の低下による拘縮や骨盤を支える筋力(安定性)低下による不安定性、体幹と下肢の動きが効果的に連動すること(協調性)が出来ず不自然な使い方によって、これらの機能が低下し、痛みと機能障害の悪循環が生じて症状が慢性化していきます。
何らかの原因で可動性、安定性、協調性に問題が生じたまま、無理にプレーを続けると、体幹から股関節周辺の機能障害が生じやすくなります。

また、片足で立ってキックを多くするサッカーの動作そのものが発症の誘因になります。


貧血鉄欠乏

診断

サッカー選手など片足立ちでキックを多くするスポーツをしていて、鼠径部周辺に痛みを訴え、圧痛などがあれば診断可能です。

治療と予防

治療

可動性、安定性、協調性の問題を評価し、それを修正するアスレチックリハビリテーションを行います。マッサージ、筋力訓練、協調運動訓練などが基本です。詳しくはスポーツ医にご相談ください。


頭痛、首の痛み、発疹、トゲ
予防
  • けがをあと、そのまま無理にプレーを続けない。
  • 股関節周辺の拘縮予防や筋力低下の予防。
  • 運動前の準備運動に体幹から下肢を効果的に連動させる協調運動を取り入れてる。
  • オフ明けは注意。(協調運動を取り入れた準備運動を十分に行う。)

関連する症状・病気

※日本整形外科スポーツ医学会「スポーツ損傷シリーズ 11」から画像を引用しております。



These are our most popular posts:

「鼠径部痛症候群」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

ランニングや起き上がり、キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺に 痛みが生じます。他の競技と比べサッカー選手に多く見られ、一度なると治りにくいのが 特徴です。 read more

あおぎりカイロプラクティックの施術日誌+α: 鼠径部の痛み

2008年4月11日 ... 鼠径部痛症候群には、様々な要因があるといわれていますが、恥骨結合の変位と周辺 筋群の緊張も大きな原因のひとつになっています。恥骨結合の変位は、転倒したり、物 に腰や股をぶつけたりする外傷によって関節の直接的な変位を起こす ... read more

スポーツヘルニア(鼠径部痛症候群) - 『スポーツ医学.JP(ドットジェイピィ ...

スポーツヘルニア(鼠径部痛症候群). 以前「スポーツヘルニア」と呼ばれていたスポーツ 選手(特にサッカー選手:サッカーは走りながら身体を捻ってボールを蹴るという特殊な 動作により無理な腹圧がソケイ部にかかるため)に見られるソケイ部の痛みは、現在「 ... read more

鼠径部痛・鼠径部の痛み/張り

動作時、脚の付け根の前側にズキンとした痛みがでる、押すと痛い、張ってる感じの痛み がある。など。 脚の付け根には、骨盤の恥骨・恥骨結節から腸骨・上前腸骨棘に鼠径 靭帯という靭帯が張っています。この鼠径靭帯と恥骨・腸骨との間には、腸腰筋(大腰筋 ... read more

Related Posts



0 コメント:

コメントを投稿